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help リーダーに追加 RSS 渡辺竜王、康光流ひねり飛車を一蹴

<<   作成日時 : 2007/11/16 05:05   >>

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 まず最初に、前回お伝えした「将棋を新聞の一面に」が、予想外の大きな反響で、当ブログの記念すべき第1回記事の「羽生善治王座・王将は、神か!」に次ぐアクセス人数及びアクセス数という望外の結果に大変驚いています。
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今後も、末長く「将棋日記INビッグローブ」をよろしくお願い致します。

 さて、本題ですが、先日行われました竜王戦七番勝負の第3局の結果は、将棋ファンの皆さんならご存知かと思いますが、渡辺明竜王が見事な勝利を収めました。
 前局で悪夢の大逆転負けを喫し、1勝1敗のタイに持ち込まれた渡辺竜王にとって、もし本局を落とすような事になれば、流れが佐藤康光二冠に傾きかねない大事な第3局は、先手番の佐藤二冠の初手2六歩から、最近では非常に珍しいひねり飛車戦法となりました。
 この、ひねり飛車という戦法、実は私自身、かなり思い入れが強く、相当研究した時期が有りました。
 それと、意外と知られていませんが、ひねり飛車戦法は後手が、居飛車党で1手損角換わりや、ウソ矢倉以外なら、かなりの確率で、採用する事が出来る手順が有るという事を、秘かに発見してしました。
 その手順は、初手7六歩の後に、飛車先を伸ばして行くんですが・・・盤面が無いと説明するのが困難なので、ここでは割愛させて頂きたいと思います。
 (棋譜の盤面アップが出来る様になればやるかもしれませんが。)
 しかし、私自身も、このひねり飛車戦法を、近年採用するのを、止めてしまいました。
 何故かと言いますと、この戦法には、致命的な欠陥が有るんですよ。
 現に、プロ棋界では、勝ちにくい戦法とされ、一部のスペシャリスト以外はほとんど採用しない為に、絶滅危惧種に指定されそうな勢いです。
 では、何故佐藤二冠は、この大事な竜王戦第3局にひねり飛車を採用したのでしょう?
 これまで、数々の新手や新構想を編み出し、「現代の升田幸三」と称賛されている佐藤康光二冠の事なので、絶対に何か今までに全く無かった、凄い物を見せて貰えると思って期待していましたが・・・結局これと云って何も無く、ごくごく普通のひねり飛車でしたね。
 私の推測ですが、渡辺竜王の研究範囲及び予想範囲の戦法を避ける事で意表をつき、尚且つ経験値の差で勝負しようとしたのでは無いでしょうか? 
 しかし、さすが渡辺明竜王で、対戦相手がどんな戦法で来ようとも全く動じず、中盤での角切りの強襲でペースをつかみ、最後は押し切りました。
 この結果、渡辺竜王が貴重な1勝を上げ、対戦成績を2勝1敗としました。
 しかし、佐藤二冠は、これくらいの事で諦める方では有りません。
 まだまだ、これからも目が離せない、好勝負が展開される事でしょう。
            
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