羽生善治四冠の強さの秘密

  羽生善治四冠は、先日の「百年インタビュー」というテレビ番組の中で、大山康晴十五世名人の将棋の特徴は、必ずしも色々な手を深く読んで指す手を決めている訳ではないという事を話しています。

 もちろん、終盤の局面などは、正確に詰みを読み切れる、ということもありますが、序中盤では、とてもすべてを読み切れるものではありません。

 羽生善治四冠は、大山十五世名人は、「大局観」に基づいて指してを選択していたと言われていました。

 「大局観」とは、局面を認識して、手の善悪を判断し、良い手を生成する能力です。

 将棋という、世界で一番難解なゲームには、とても読みつくすことが出来ないほどの膨大な変化があるので、読みによって良い手を見つけようとするのには限界があります。

 読みの代わりに必要なってくるのが、「大局観」なのです。

 羽生さんは「将棋で手を読む力がピークを迎えるのは20代の半ば頃だと思います」とも語っています。

 しかし、羽生さんの強さは、ご存じのように30代の半ばを過ぎても一向に衰える気配もなく、相変わらずの強さを維持しています。

 これは、読みの能力を補って余りある、「大局観」が備わっているからと考えられます。

 プロ棋士同士の対局では、お互いが持っている「大局観」に従って将棋を指し進め、大局観が優れているほうが戦いを有利に進められるものだと思います。

 羽生さんがプロ棋士の中で、最も高い勝率を上げているのは、この大局観が優れているからなのです。

                                    
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